二重埋没手術の一部始終
*この記事は7405字、約10分で読み終わります。
どうも、ミサキです。
今回は予告通り、私が受けた二重埋没手術の一部始終を詳しく記事にまとめました。
二重整形を真剣に考えている方の参考になればと思います。
前回の記事「絶対整形に失敗しない方法」を読んでいない方は、この記事の理解をより深めるため、是非先に読んでいただきたいです。
二重整形を考えてない方にはあまり面白みのない記事かもしれませんが、もし時間があれば読み物程度にお付き合いください。
この話は私の実体験です。一年以上前のことなので、細かい工程については記憶がおぼろげなところがあります。(そこはそう記述します)
ただもちろん、嘘はついていません。
しかし、世界に何万人もいる埋没手術を受けた患者の一人はこうだった、という話に過ぎません。
私の話を全て鵜呑みにするのではなく、施術を受ける前に必ず自分で下調べを行い、疑問点は医師に質問するなどして自身の判断で行動してください。
どの美容外科があなたにベストかは、あなたにしかわかりません。したがってここでは私が施術を受けた病院名は紹介しません。
(どうしてその美容外科にしたかという理由や過程はお話しします)
今回も結論だけ知りたい方は
◆まとめ を読んでいただければと思います。
<目次>
私が二重整形をするにあたって一番重視したのはとにかく「自然な二重(出来れば並行)」です。多少値段が高くついても、二重の幅、デザインに関しては妥協したくないと考えていました。
正直、他に譲れない条件は特にありませんでした。DT期間の長さはどこも似たり寄ったりで、金額は高すぎなければ(10万以上とか)なんでもいいかという感じでした。
次に、整形した感のない「自然な二重」にしてもらえる病院を探します。
Twitterの広告で、「トリビュー」というアプリを見つけました。
トリビューは整形手術の種類や病院などのキーワードで検索をかけると、その手術を実際に受けた人が術後経過の写真やレビューを見ることができます。
ブックマーク機能があり、自分がいいと思った(自分の理想に近い)投稿を保存して、後で見返すことができます。
これを利用しない手はないと思いました。早速二重埋没で検索をかけ、自分がなりたい二重デザインに近いものを保存していきました。
しばらくすると、私が保存したほとんど全ての方が同じ病院(A院)で施術を受けていることがわかりました。
その場でカウンセリングの予約を取り、来院日を待ちました。
カウンセリングはしっかり覚えていませんが、45分くらいだったと思います。
はじめに問診表を記入します。埋没法の注意点や手術の原理などがまとめられた10分程度の動画を見たあと医師の診察です。
診察室では医師とどのような二重ラインにしたいか打ち合わせをします。具体的には、医師が患者(私)の目元にピンセットのようなものを当てて
①MAX(蒙古襞などの関係で一番無理のない二重幅)
②少し広い(①より少し広めの二重幅)
③広い(①よりかなり広めの二重幅)
の3種類の二重幅を提案されました。
私は自然な並行二重を希望していたのですが、①②は末広、③は少し不自然な並行二重になってしまいました。
はじめに述べたように、とにかく自然な出来栄えが何より私の譲れない点だったため、並行二重は諦めて②の「少し広い二重幅」を選択しました。
少し悩みましたが、これでよかったと思っています。ちなみに、①はあまりに二重幅が狭すぎたため満足できませんでした。
医師は、「②の二重幅までなら自然な出来栄えになる。③だと少し眠そう(不自然)な目元になる。
時間が経つと二重幅が狭まる可能性はあるけど、必ずそうなるとも言えないので一番理想に近い幅を選択するように」とおっしゃいました。
その後、医師の診察室からカウンセリングルームへ移動します。
医師の説明に不明な点がなかったか確認の上、料金プランの説明に移ります。
A院の二重埋没手術には3種類のコースがあり、違いは保証の長さです。
保証とは、施術後糸が外れてしまった場合、無料でやり直せる(施術が受けられる)期間のことです。保証の年数が長ければ長いほど料金は高く設定されます。
私はできるだけコストを抑えたかったため、一番短い1年保証のコース(税抜き48,000円程度)を選びました。
他二つは3年保証(7万くらい)と永久保証(10万ちょっとくらい)だった気がします。すみませんがこの辺はあんまり覚えてないです。
一通り説明が終わったあと、契約をするかどうか質問されます。私はなるべく早く施術を行いたかったため、その場で契約して一番近い日程で施術の予約を取りました。
すぐに整形を受けるつもりがない方は、ここで疑問点を質問した後、検討しますと言って帰りましょう。
ついに手術当日です。カウンセリングの際に渡された注意事項(お酒を飲まないなど。これも院によって異なることが多いので割愛)に目を通してA院へ向かいます。
ロビーにて受付、待合室に移動して手術を受けるか最終の意思確認を行います。
そもそもしてこないのがベストですが、メイクをしている場合はここで落とします。お手洗いなど準備が整えば、手術室へ案内されます。
施術を行う医療ベットに仰向けで横になり、カウンセリングで決定した希望の二重ラインの確認を行います。(私の場合は②の二重幅です)
埋没での二重整形ではまぶたを針と糸で縫うため、まず麻酔を注入します。この麻酔が結構痛くて、麻酔の入った注射針を目元に刺されます。
何箇所とかどれくらいの時間だったかとかははっきり覚えていませんが、たぶん2〜3分くらいです。
ちなみに、上まぶたをめくった場所に刺される時が一番怖かったです。意識があるので、目に針が迫ってくる様子がしっかり見えるんですよね。痛みとしては大したことないのですが、恐怖により痛みが増幅したような気がします。
この後の手術(針と糸で縫う工程)は麻酔が効いているので無痛でした。
この麻酔針による痛みを軽減する手段として、有料オプション「笑気麻酔」があります。私はこれを選択していないのであまり詳しくは書けないのですが、後で少し触れます。
手術は20分あったかなかったかだったと思います。来店から出るまで1時間弱です。本当にあっという間でした。
手術の翌日は泣き腫らしたような状態の目になりましたが、内出血はほとんどなく、痛みもそこまで気になりませんでした。(3日くらい鈍痛が続きました)
最終的に縫った糸が完全に目に馴染むまで2週間程度かかりました。それまでの期間は目を瞑ると縫った糸が見える状態でした。
術後経過はすべてカウンセリングの説明通りだったので、とても信用できるクリニックだなと感じました。
①埋没方は元に戻る可能性がかなり高い
②美容外科は必ず2院以上比較すること
③笑気麻酔の効果は人による
①埋没法は元に戻る可能性がかなり高い
これは残念ながら揺るぎない事実です。必ずカウンセリングで強調して説明されます。
埋没法の術式上、どうしても糸が緩んでしまったり切れてしまい、元に戻る可能性があります。
実際私も、施術してもらった当初の二重幅と比べると少し狭まってしまいました。
保証による再手術を希望しましたが、A院は糸が完全に切れてしまわない限りは保証対応ができなかったので、少し糸が緩んだだけではやり直してもらえませんでした。
永久的な理想の二重幅を求めるのであれば埋没ではなく切開手術を受ける必要があります。
安価で手軽にできる術式には限界があるということを理解した上で埋没手術を受けるかどうか検討してください。
ちなみに、10代や20代前半に一度埋没法で
様子を見て、糸が切れるまでに切開法にかかる費用を貯金される方が多いそうです。
②美容外科は必ず2院以上比較すること
たまに最初に行った医院で契約してしまう方がいらっしゃいますが、あまりお勧めはしません。
セールストークに乗せられてしまっている可能性があることが大きな理由です。
特に個室でカウンセラーの方にいろいろお勧めされてしまうと、どうしても自分の意思で決断できているかどうかわからなくなる場合があります。
一度持ち帰って、他院と検討することで客観的にメリットデメリットを比較することができます。
自分の「成功する基準」に一番近いクリニック・コースを選びましょう。
逆に、4院以上カウンセリングを受けることもお勧めしません。人間は選択肢が増えると決断できないからです。
あらかじめホームページである程度情報を得て、話を直接聞きたいクリニックに絞ってカウンセリング予約を取りましょう。
③笑気麻酔の効果は人による
埋没手術では、麻酔針を刺す痛みを軽減する目的で笑気麻酔をオプションとしてつけることができます。(A院では5000+税くらいでした)
笑気麻酔とは、麻酔ガスを吸うことでお酒によった感覚に近くなり、痛みを感じにくくするものです。気持ちが落ち着いて、リラックスできるガスを吸うものだと考えていただければ問題ないでしょう。
手術を受ける際、緊張や恐怖などでいつもより痛みに敏感になってしまう場合があります。
特にこういった手術を受けるのが初めてな方や、不安が大きい方にはおすすめです。
A院では笑気麻酔を選択する人の割合は半分くらいとのことでした。
私は小さい頃に大きな手術を経験したり、定期的に採血を受けていたので麻酔や針に対する恐怖感がなく、笑気麻酔のオプションはつけませんでした。
また、A院では人によって笑気麻酔の効果は個人差があると説明されたため、5000円を払う価値があるとは思えなかったのも理由の一つです。
笑気麻酔のオプションをつけるかどうかはカウンセリングで相談してみてください。
不安を軽減するための出費としてはそんなに高くはないのではないか、と個人的には思います。
ただ、笑気麻酔をつけなかったところで耐え切れないような激痛に襲われたりはしません。
さらに言えば、笑気麻酔をつけなかったことによる痛みを理由に手術を断念された方もほぼいないそうです。
20歳未満の方が整形をしたいとなると、必ず親御さんの同意が必要になります。ここで猛反対を受けている方、そんなことを言い出すことすら難しい家庭環境な方。
いろんな方がいらっしゃると思います。
現在の社会で、未成年に対する親の権限は絶対です。残念ながら、未成年のあなたは今すぐ手術を受けることは諦めなければなりません。
私も高校から大学の間に手術を受けることを希望していました。しかし、自分で契約できる年齢まで待つことが条件だったので大人しくそれに従いました。
そもそも、未成年者は「勝手に手術を受けてしまう」ことができません。これは変えようのない現実で、どうすることもできません。
親御さんの説得ができれば済む話ですが、できるならとっくにやっているからこの記事を読んでいらっしゃるはずです。
10代の方に今できることは整形費用を貯めておくことのみです。
未成年だけでカウンセリングを受けられるかどうか、私はわからないので気になる人は調べてみてください。
今のうちに話を聞いておくことは、なりたい自分をイメージするのに役立つと思います。
次に、ご自身の年齢が二十歳に達していて親御さんに整形を反対されている方はどうでしょうか。
はっきりいって二つに一つ、勝手にやってしまいましょう。あなたが病院に行って、契約書にサインをして、お金を払って手術を受ければ二重になれます。とってもシンプルです。
ちなみにわたしはこのパターンです。あれだけ反対していた両親も、もう契約しましたと言ったら取り消すようには言いませんでした。
帰省して顔を見せたら「まあ、えぇ感じやん」と言われました。
手術を受けた後に元に戻せと言ってくる人はほぼいません。相談せずにやってしまいましょう。
ただ、親子関係は千差万別です。
私は親にたまたま許してもらえただけで、あなたの家庭の親御さんはあなたが整形することで心に深い傷を負ってしまうかもしれません。勘当するとおっしゃる親御さんもいるかもしれません。
そこはご自身と親御さんの関係をよくよく吟味して行動に移してください。
「今は」やめておくという決断も、ときには必要です。
この記事で特にお伝えしたいことを4つ、箇条書きで重要度順にまとめようと思います。
①埋没手術は限界がある
基本的に埋没方での二重幅は永久的に持続しません。
また、理想の二重幅になれるかどうかも目の状態によります。
②親を「説得する」のはほぼ不可能。
20歳になって(成人して)から勝手に契約して手術を受けてしまう方が遥かに簡単です。
③美容外科は必ず比較検討する。
HPを見て直接話を聞きたい2〜3院に絞ってカウンセリングに行きましょう。
④笑気麻酔は不安ならつけた方がいい。
手術に対する言い表せれないような不安を軽減できるなら、必要経費だと思います。
今回は私が整形を受けた過程を詳しくご説明しました。
内容の特性上、どうしても面白みのない説明文になってしまったことについて力不足だと感じています。少しでも埋没手術を考えている人の力になれたなら幸いです。
最後に余談ですが、埋没手術を受けたい人の希望の中に「他の人にバレたくない」というものがあるかと思います。私もその考えでした。参考までに実体験をお話しします。
夏休み明け、整形以前の顔を知っている大学の友達何人かに自分から整形したことをカミングアウトしました。
反応としては、「自然すぎて気づかなかった!」「そう言われてみればそんな感じがする」といったものでした。
良くも悪くも、他人は自分のことなどそこまで気に留めていないのです。それに気づいた瞬間でもありました。
あまりに不自然すぎる出来栄えでなければ、顔変わった!と思われる心配はそこまでしなくていいと思います。
整形した後、「親からもらった顔を変えるなんて…」という言葉をかけられるかもしれません。でもこの台詞を言ってくるほとんどの人はあなたの親ではありません。
年配の方はやはり、体にメスを入れたりそれに準ずる行為に対してかなり敏感なためこのような考えを持ってる方が多いです。
時代による価値観の違いはなかなか埋められませんよね。気にしないのが一番です。
「生まれてきた子供と顔が違ったらどうするのw」と失礼なことを言われるかもしれません。
将来子供を持つ前提自体がおかしいですし、整形してもしてなくても親と生まれてきた子どもの顔が違う・似てない事例はありえますよね。
なぜか若い男の人にこういう考えの方が多いです。
お前と結婚することは100%ないから安心しろと心の中で唱えましょう。勢い余って口から出ちゃってもいいことにしましょう。
誤解しないでほしいのは、私は「整形に対する偏見をなくしたい」とは思っていません。今例にあげた考え方も、一つの尊重されるべき価値観だと認識しています。
自分の考えとは相容れなかったというだけです。
前回の記事でも触れましたが、一番大切なことはあなたが整形をしてよかったと思えるかどうか、それだけです。周りの意見や反応は気にする必要は一切ありません。
あなたがたくさんの時間や労力をかけて下した判断であれば、きっと有意義であるはずです。
大丈夫です。
周りの目を気にせず、自分が幸せになる勇気を持ちましょう。
今回の記事も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。
あくまでこの記事は私の主観であり、一意見です。この考えを全てあなたに押し付けるつもりは一切ありません。
ただ、この記事を読んでくれたあなたが少しでも新たな視点や気づきを得ることができたなら幸いです。
前回の記事を公開したあと、多くの方に感想をいただいて本当に嬉しかったです。これからも頑張りますので、是非継続してお読み頂ければと思います。
P.S.
この記事を読んでよかったな、面白かったなと思ってくださった方はコメントや、シェアしていただけると励みになります。
また、誤字脱字や文体の不一致その他お気づきの点があればDMにて直接ご連絡いただければ幸いです。
(特に今回は文章を推敲する時間が少なく、また自分だけでチェックしたため読みづらい点が多かったかもしれません。申し訳ありません)
「ピルを飲んでいる女性はビッチなのか?」
自分自身の低容量ピルを服用した体験談や、
前回Twitterで実施したアンケート
✔︎ピルには避妊だけでなく、生理痛緩和や婦人科系の病気を改善する作用があることを知っていましたか?
✔︎女性が一定期間適切にピルを飲み続けて(一度も飲み忘れることなく)性行為に及んだ場合
避妊率は99%以上だが、性感染症は予防できないことを知っていましたか?
などを元に記事を作成します。
この記事を読んでいる方のほとんどが妊娠できる、またはさせられる生殖能力を持っているはずです。
知らなかったでは済まされないのに、なかなか知る機会のない性に関する話を詳しく、わかりやすく文章にできればと思います。
それでは、次回の更新をお楽しみに。(10/25予定)