鬼滅の刃 無限列車編 ネタバレ感想①

 

 

 

 

 

祝!!!!煉獄さん200億の男!!!!!!

めっちゃ嬉しいですね〜〜何が嬉しいかと突き詰められるとよくわかりませんけど、どの競技でもオリンピックとかで日本が優勝したらなんとなく嬉しいみたいな感じで嬉しいですね〜〜。

ハク様を超えて(1位が塗り替えられるのも寂しいのですが)、大きな記録を打ち立ててほしいと思います!

私も微力ながら煉獄の兄貴ィ!に貢ぎます。(3回目予定)

 

 

今回の記事は劇場版鬼滅の刃無限列車編をすでにご覧いただいた方に共感しまくってもらうために書きました。

 

 

記事を読みながらうなずきすぎて首もげないように注意してください。

このシーンのこのセリフ!!表情!!エモいよな!!(エモいとは)ってやつをやりたいんです。

 

 

 

まだ映画をご覧になってない方はぜひ、一度映画館に足を運んでみてください。

⚠️映画の内容や結末にガッッッツリ触れてます。

 

 

 

 

あ、それより前に人生初IMAXレーザーの感想を軽く述べたいと思います。

IMAXレーザーとは、通常の映画館の設備に比べハイクオリティな映像技術と音響環境が兼ね備えられた劇場です。

 

 

映像はまるで3D?くらいのレベルで奥行きがあるように見えます。

ユニバのターミネーターのやつ()ありすよね?立体感としてはあんな感じです。(イメージ)あと映像めちゃくちゃ綺麗。

 

 

自分がびっくりしたのは音響です。たしか、5箇所(もっと?)くらいにめっちゃ大きいスピーカーが設置されているんですよね。

まるで自分が映画の中にいるような感覚になります。鳥肌が止まらない

 

 

 

圧倒的な臨場感!IMAXレーザーの魅力を一言で言えばこれですね。

迫力のある映画をご覧になる際はぜひ、IMAXレーザーでの鑑賞を検討してみてほしいです。人生で1回くらいは体験してみてもいいと思います。

 

 

 

 

 

 

⚠️⚠️以下、映画鬼滅の刃無限列車編のネタバレあり⚠️⚠️

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

い〜〜〜や〜〜〜よかったですよねッッ!(CV.下野紘)

鬼滅の映画!

この映画の中での主人公は煉獄さんやろと思うほどめちゃくちゃかっこいい。

 

自分は魘夢との対決がある以外な〜んも知らん状態で観に行ったので、後半の衝撃は半端じゃなかったです。

 

 

さて自分が思った鬼滅の映画のここがいい!3つのポイントを紹介します。

 

 

 

①とにかく煉獄さんかっこいい

②上弦の参のキャラの深さ

BGMめっちゃ凝ってる

 

 

 

 

①とにかく煉獄さんかっこいい

 

とにかく煉獄さんかっこよくないですか?

あんなお兄ちゃんおったら一生彼氏できひん。老若男女関係なく惚れてしまいます。

 

 

まず煉獄さんの魅力の一つはめっちゃくちゃ強いこと、ですよね。

 

アニメ勢かつ原作未読の私にとって、柱の「圧倒的な」強さはいまいちわかってない状況なんですよね。富岡さんとかの活躍を見てまあ強いのはわかるけどそんなにか?みたいな認識です。

毎日めっちゃ並んでてテレビにも出てるお店、たしかに美味しいんやろけどそんなにか?言うほどか?という具合です。

 

 

その認識をしょっぱなぶっ壊す煉獄さん。超カッケェ。

具体的には列車に乗ってすぐ、異形の鬼が2体現れます。炭治郎たちくらいの実力の剣士にとっては数名の隊員で挑んでも苦戦する相手です。

しかもなんか腕長いし(倒す前後で「手短に済ます」みたいなこと言ってるのダジャレですかね?)

 

 

鬼に襲われかけている一般人を助けつつ一撃で異形の鬼を倒すという。カッコ良すぎる……うちもお姫様抱っこされたい

この時点でもう夢の中っぽいですね。現実なのか夢なのかわからないあたりから深い夢に落ちて行く様子(水に沈んでいく描写のところとか)がとてもよかったです(小並感)

 

 

 

夢から醒めた後、血鬼術の触手でうにょうにょの車内を鬼にダメージを与えながら凄まじいスピードで移動し、炭治郎に作戦を説明するシーンもなかなかカッコよかったです。

作戦の内容も的確でわかりやすかったですよね。

 

あの並外れた精神力、状況把握能力、身体能力を兼ね備えていてまさかの私より年下という事実…………(二十歳)(大正時代やからかな?)

よもやよもやです。

 

ラスト電車がすごい勢いで脱線するシーンを見て、死人0は流石に無理やろwwと思っていたのですが、煉獄さんが技を出しまくったことで衝撃を最小に抑えたんですね。

さすが柱としか言いようがない。

だれでも一生ついていきますぜ兄貴ィ!となってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

次の煉獄さんの魅力はあの裏表のない真っ直ぐな性格じゃないかなと思います。

 

 

煉獄さんこと煉獄杏寿郎(きょうじゅろう)の性格を一言で表すと、勇猛果敢ですね。

常に明るく前向きで男気あり(まくり)、豪快でワイルドで炭治郎達にとってはまさに理想の上司!

 

 

炭治郎がヒノカミ神楽について尋ねた時も、「悪いが何も知らん!力になれん!この話はこれで終わりになってしまうな!はっはっはっ。」(みたいな感じ)

……少々極端すぎる気がしますが、無意味に期待させたり慰めたりするようなことを言わないあたり煉獄さんなりの優しさを感じますね。(私だけ?)

 

 

私が煉獄さんの台詞の中で一番好きなのは「俺とお前では価値基準が違う」です。

 

突如として現れた、煉獄さんに鬼になるよう勧誘する上弦の参猗窩座(あかざ)に対し放った言葉です。

 

 

 

この考え方、現実世界でもめちゃくちゃ使えますよね?

 

 

 

 

育った環境や関わった人など得てきた経験によって人の考え方は千差万別(いや、それ以上)なわけです。そして、自分と考え方が違うからといってそれらを排除しようとしたり、非難するべきではありません。(私もやりがちですが)

 

 

煉獄さんのいいところは自分との意見とは相入れないと前置きをした上で、決して猗窩座の考えを否定しなかったところだと思います。

鬼になるなんて頭がおかしい!とかそういうことは一切言ってなかったはずです。

 

猗窩座の考えを尊重さえしてなかったこそすれ、これは意見が対立した時の素晴らしい対応の仕方なんじゃないかなと自分は思うんですね。

見習いたい。煉獄の兄貴の継子になりたい。

 

 

 

 

 

さて、煉獄さんの魅力はこの辺にしておこうかなと思います。

なんにせよ、煉獄の兄貴、最高!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②上弦の参のキャラの深さ

 

 

「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」を謳っておきながら、まさかの下弦の一、魘夢は猗窩座様の前座という

2時間フルで魘夢堪能するものだと思っていた私は、魘夢が割とあっさり目に倒され1回目の鑑賞の時はえ?え?終わり?ハッピーエンド?誰も死なないん?()感がすごかったです。

 

 

鬼滅に登場する炭治郎たちに殺される鬼って、それなりに後ろ暗く、辛い生い立ちを持っていることが多いですよね。

それが走馬灯となって現れます。結構泣ける。(最終選別の手鬼だったり、那田蜘蛛山の累だったり)

 

 

それに比べて魘夢は過去に触れられることもなく、人間の弱みを握って操る最低最悪の鬼でした。

言うなればかなりキャラが薄っぺらいですよね。

死ぬ直前も炭治郎達一人一人に恨み節を言って死んでいきましたし、咬ませ犬感が半端ないなと思っていました。

が!すべては猗窩座様の引き立て役だったからと思えば納得がいきます。

 

 

ちなみに魘夢についてなかなか面白いツイートを見つけたのでぜひ読んでみてください。

ほんの少しだけ魘夢に同情できます。

 

あと一回だけCV.IKKOさんになってましたよね?ちょっと笑ってしまったwww

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、本題の猗窩座様です。

 

私、猗窩座様めちゃくちゃ好きなんですよね〜!!

どれだけ極端でも、自分の軸、考えがしっかりしてる人()大好き。

 

私の好みは置いといて。

 

 

 

魘夢を倒してほっとする間も無く、闇の中から猗窩座が現れます。

ビジュアルからわかる圧倒的強さ。これが上弦のオーラなのですね。

登場するときのBGMも覇気を感じさせるかっこいいものです。YouTubeで聴いてみてください。

 

 

youtu.be

 

 

 

 

猗窩座の主張は一貫してこうです。「煉獄杏寿郎は鬼になるべきだ、ならないなら殺す」

 

 

この理由は決して鬼殺隊の戦力削減のためではありません。

煉獄さんは人間ながら並々ならぬ実力を持っています。

猗窩座はその実力を認め、それらを永久のものとし、さらに高め続けるには人間の肉体のままでは不十分であると告げます。

そのため、鬼(=不老不死)となり、互いに強さを求め続けようという考えです。

 

強者には鬼、人間に関わらず最高のリスペクトを、弱者には軽蔑と死を(手負いの炭治郎を殺そうとしたのはそのため)、と言ったところでしょうか。

 

 

鬼にならないならば、煉獄さんの高い能力は老いとともに失われていきます。猗窩座にとってそれはあってはならない、みっともない、見るに耐えないことなのです。

だから強い(美しい)時に、老いる前に殺す。

メンヘラがよくやる振られる前にふる、みたいなやつですね(多分違う)

 

それに対して煉獄さんは「俺はいかなる理由があろうと鬼にはならない。」と誘いを断ります。

 

そして、

 

 

 

「老いることも、死ぬことも、人間という儚い生き物の美しさだ。老いるからこそ、死ぬからこそ、たまらなく愛おしく、尊いのだ」

 

 

 

 

と説きます。はー、、、泣いちゃう…………

移ろう(老いる)からこそ、失なわれる(死ぬ)からこそ、今この一瞬一瞬を大切にするべきだということですよね。私はそう受け取りました。

 

 

ただきっと、猗窩座がこのような考えになる出来事が過去にあったんだと思います。近いうちに炭治郎が煉獄さんの仇を打つ際、触れられてほしいですね〜。

 

長年連れ添った親友が、自分(猗窩座)の力不足ゆえ強い奴に殺された。そのため慈悲として誰かを助けるための強さではなく、今のような絶対的な強さを追い求めるようになった、とかならめちゃくちゃ納得が行きそうです。

 

この予想を超える驚異的な猗窩座の過去編、心待ちにしております。

アニメ2期、まだ??

 

 

 

 

 

 

 

BGMめっちゃ凝ってる

 

 

今回の映画主題歌、もう皆さんご存知LiSA様の「炎」ですね。

気付いた方もいらっしゃるかもしれませんがこの炎、なんとEDだけでなく劇中でもアレンジされて使われていました!

 

 

まずはじめは炭治郎達が電車に走って飛び乗るシーンですね。オーケストラっぽいアレンジだった気がします。

三人のわちゃわちゃと電車の夜中の出発、落ち着いたBGMが対照的でした。

 

 

話は少し脱線しますが(電車だけに)

時折映画内で電車を外側から移すカット、絶え間なく蒸気が出ている描写がされます。

電車が止まることなく進み続け、降りることがことができない、動く密室という緊張感がいいスパイスになっていた気がします。

 

劇場版名探偵コナンイカーストリートの亡霊を見たことがある人は同じような感想を持ってくださるのではないでしょうか。

車内の雰囲気も少し似てましたよね。

 

 

 

 

 

2回目は煉獄さんが夢の中で弟と話すシーンです。

「父上は喜んでくれましたか?」と声をかけられたところですね。

確かここはピアノアレンジでした。

 

柱になったことでお父さんに認めてもらえるだろうか?と淡い期待を持っていたのかもしれません。

あれだけ塩対応されたら煉獄さんであれど少しは落胆するのではないのでしょうか。(予想)

 

そんな気持ちをおくびにも出さず、弟には真実を伝えつつ元気付ける様子兄貴かっこいい……

 

 

布団でゴロゴロしているお父さん、柱を引退し、剣士などくだらない(的なこと)と言っていました。しかしその手元には歴代の炎の柱について書かれた手帳みたいなのがあった(読んでいた)んですよね。

本心は違うのかもしれません。今後明らかになるのが楽しみです。

 

 

 

 

次に注目が、「竈門炭治郎のうた」です。

この曲名を聞いてもピンとこない人もいるかもしれませんのでピアノで演奏されている方のYouTubeリンクを貼っておきます。聴いたことあるはずです。

なぜなら劇中で何回も流れているからです!

(アニメの19EDでもありますね)

 

 

youtu.be

 

 

この曲ぜひ、歌詞を全文見てみてほしいです。そしてフルで聴いてみてください。

文字数の関係もあるので、サビ前とサビを抜粋します

 

 

 

どんなに苦しくても

前へ 前へ 進め 絶望断ち

 

失っても 失っても 生きていくしかない

どんなにうちのめされても 守るものがある

 

 

 

この曲は鬼滅の刃のストーリーの最も要である考えを表してるんじゃないかなと思います。炭治郎の人生そのものですね。

 

前鬼滅の映画ネタバレなしの記事を書きましたが、そこでも触れているようにどれだけ辛いことがあっても前に進むしかないのです。

まだ読んでない人は読んでね。

 

鬼滅の刃無限列車編 感想 ① - 日常が少し窮屈に感じる人への覚書

 

 

 

この「竈門炭治郎のうた」が使われているシーンは下記のとおりです。

 

 

①煉獄さんにお父さんの話をするシーン

②夢の中で家族を振り切るシーン

③最後に煉獄さんと話すシーン

 

 

 

①煉獄さんにお父さんの話をするシーン

 

煉獄さんのうまい!攻撃が終わってひと段落した時、お父さんやヒノカミ神楽について話を伺います。

このときしずか〜にこの曲が流れています。

 

 

 

 

②夢の中で家族を振り切るシーン

 

夢の中で失われたはずの家族と平穏に過ごしていた炭治郎。徐々に現実が介入し夢から脱出しようと試みます。

(ねずこが山菜をとりに行っていることに対し昼間なのに?と尋ねてしまったり、夢と現実が鬩ぎ合っている様子とても上手でしたね)

 

身に纏っている服が隊服に切りかわり、兄弟に背を向け家を出ていこうとする炭治郎を家族みんなが追いかけます。

 

そこで炭治郎がポツリ。

 

 

 

「ああ、ずっとここにいたいなぁ

 

 

 

もうこの辺で涙腺崩壊ですよね。

本当であれば、ずっとこのまま家族みんなでの幸せな生活が続いていたはずなのに。自分が炭を売りにいかなかったら?もう少し早く帰っていたら?家族一人でも連れて行っていたら?

後悔してもしきれません。

 

 

しかし、今守るもの(ねずこや鬼殺隊の仲間、列車の乗客)がある以上、もう夢の中にはいられないのです。

 

 

 

最後一番末っ子の六太が「おにいちゃん、おいていかないでぇ!」と大粒の涙をこぼしながら雪に足を取られてこけそうになりながら炭治郎にすがる様子、あれ泣かない人いるんですか??

 

ここにもね、「竈門炭治郎のうた」が流れていました。

 

 

おまけで号泣必須シーンを紹介すると、炭治郎の留守中、鬼に襲われた後の家族に責められる夢のところですね。

炭治郎に能面の様な顔で心ない言葉をかけてくる家族に対し、

 

「いうわけないだろそんなことォ!俺の家族を侮辱するなぁ!!!」

 

と魘夢に斬りかかるシーン……

ぶわっといきましたぶわっと。

 

いきましたよね?()

 

 

 

 

最後に煉獄さんと話すシーン

 

 

煉獄さんが最後、「ヒノカミ神楽について関係あるかわからないが思い出したことがある(というニュアンスのこと)」と告げるシーン。

 

もう自分は間も無く死ぬから、知っていることは話しておきたいんだと取り乱す様子は一切なく、死を受け入れ、死を恐れていない様子が窺えます。

 

 

「老いることも、死ぬことも、人間という儚い生き物の美しさだ。老いるからこそ、死ぬからこそ、たまらなく愛おしく、尊いのだ」

 

この言葉が本心であるという証拠ですね。

 

 

 

炭治郎に自分の生まれた家に行けば何かわかるかもしれないこと、そして悲しみに打ちひしがれても、時間は待ってくれない。傷が癒えるまで時間は寄り添ってはくれないんだと優しく伝えます。前に進むしかないと。

 

 

 

すべて、お父さんやヒノカミ神楽についてに関係あるシーンにこの「竈門炭治郎のうた」が使われているのはおそらく意図的なんじゃないかなぁと思いますね。

 

とにかく演出が上手い!!

 

 

 

 

まだEDの炎の歌詞についてや煉獄さんのお母さんのこと、

私がしていた映画の結末予想、疑問などなど書きたいことがありまくりです。

 

優に12,000字とか超えてしまいそうなので半分に分けようと思います!

 

 

結構映画観た人には共感していただける内容だったんじゃないかなぁと思います。多分。

よければ感想お待ちしています。

映画以降の内容に関しては知らないので、映画の内容まででお願いします!

 

 

大丈夫ですか?首もげてないですか?

BGMとかは2回目観たときに気づいたことも多かったので、ぜひこのブログ内容を検証しにもう一度観に行ってみてください🔥

 

 

では、次回の更新をお楽しみに。