ピルを飲んでいる女性はヤリ××?
*今回の記事は5280文字、約8分で読めます。
どうも、ミサキです。多くの人の関心を集め読んでもらうため、今回はなかなかセンシティブなタイトルにさせていただきました。
内容は、低用量ピル(経口避妊薬)についてです。
⚠️この記事を読んでくださる皆さんにご留意いただきたい点があります。
ここからの内容は専門家ではない、一般人が低容量ピルを使ってみてどうなったか、低容量ピルに関してどう考えているかなどの一意見だということです。
⚠️なるべく信憑性のある内容を発信できるように心がけています。
しかし、やはり私は専門家ではありません。気になったり詳しく知りたい情報はは必ず専門機関などに問い合わせるなどして自分で調べてみてください。
こういう生殖などに関わる話はなぜかタブー視されることが多いです。
自分の人生に関わる大切な話なのに、「オトナなはなし」「エロいはなし」にカテゴライズされてしまいます。
しかし、私たちの年代の身体はほとんどの場合、すでに生命をつくりだせる機能が発達しています。それにも関わらず正しい知識を兼ね備えていない人が多いという現状は、由々しき事態だと思いませんか?
妊娠出産や性行為に関する情報を詳しく知っていると「そういうこと」に興味がある人だと考えること、それを口に出すことはもうやめにしましょう。
望まない妊娠など、自分を守るため、また大切な誰かを傷つけないために正しい知識をつけることは何も恥ずかしいことではないはずです。
この記事が誰かの正しい知識を得られるきっかけになればとても嬉しく思います。
それでは本題に移ります。
今回の目次です。
先日、Twitterであるアンケートを行いました。
✔︎ピルには避妊だけでなく、生理痛緩和や婦人科系の病気を改善する作用があることを知っていましたか?
というものです。
生物学上男性(性教育を受けた性別と一致させるため)の方に回答をお願いしました。
【生物学的に男性と分類される方】へ
— ミサキ (@10969_msk) 2020年10月9日
アンケート(中高時代性教育を受けた性別と一致させるため)
ピルには避妊だけでなく、生理痛緩和や婦人科系の病気を改善する作用があることを
①以前から知っていた
②今知った
③ピルの存在を知らなかった
④閲覧用
男性の回答率が70%で、
①〜③の選択肢だけでパーセンテージを振り直すと
①知っていた 85.7%
②今知った 12.8%
①ピルの存在をを知らなかった 1.4%
という結果になりました。
つまり、男性が100人いたら13人前後の男性は、「ピルは避妊のためだけの薬だ」と認識していることになります。
自分的には思ったより少ない割合でした。
しかし、日本人男性全員にこのパーセンテージを適応したと仮定するとどうでしょう。(回答してくれた方はほとんど私のTwitterのフォロワーで大学生なので、偏りがあると思われますがあくまで仮定の話)
ピルに対する偏見を持っている男性が無視できない数いることは想像できると思います。
では、実際のところ低容量ピルには避妊の他にどのような効能があるのでしょうか?
次の章で紹介します。
低容量ピルについて、ほとんどの方は高校の保健の授業で習うと思うので、当時の教科書を引っ張り出してみました。
この教科書に低容量ピルの特徴が記載されていましたので引用します。
『女性が、28日を1周期として21日間服用し、7日間服用を休止する。
長期間の使用が可能だが、服用を忘れると避妊効果が期待できない。
産婦人科などの医師の診療にもとづく処方せんが必要である。
使用開始初期に、気持ちが悪くなる、吐く、めまい、乳房が張る、体重が増える、頭痛、性器からの出血などの症状が出ることがある』
(和唐正勝・髙橋健夫 他31名 (2017) 最新高等保健体育 改訂版 株式会社 大修館書店)
最新高等保健体育改訂版 教科書一覧|高校保体|株式会社大修館書店 教科書・教材サイト
ここでの低容量ピルは、避妊法について書かれたページにコンドームと比較して紹介されていたため、やはり避妊効果についてしか触れられていません。
これではピル=避妊の薬というイメージが定着することは致し方ないことかもしれません。
特に、ピルを使用する機会がない男性であれば尚更です。
しかし、実際、低容量ピルには避妊以外にも様々な効果があります。
代表的なものは、
①月経(生理)痛の軽減、月経周期の安定
③その他女性特有の病気の症状改善
などが挙げられます。
①月経(生理)痛の軽減、月経周期の安定
生理痛は腹部の痛みはもちろん、人によって頭痛や倦怠感など多岐に渡ります。
また、28日周期で月1回くるとされていますが、体調などによって何ヶ月もこないこと、一ヶ月より短いスパンでくることもあります。
これらは次の章で詳しく説明します。
PMS(月経前症候群)とは、生理の始まる3〜10日前に発生します。
症状は、イライラやむくみ、食欲が爆発するなどです。「食欲が増える」ではありません。誇張なしで爆発します。
「生理前だからイライラする」という言葉、一度くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか?
生理中の1週間だけでも憂鬱で辛いのに、その前の期間も体調不良になってしまう方もいらっしゃいます。
「女性が心身ともに万全な状態でいることができるのは一ヶ月のうち1週間だけ」と言われていたりもしますよね。(真偽は分かりませんが実際そう感じられる方は一定数いらっしゃると思います)
低容量ピルはこれらを改善する役割があるとされています。
③ その他女性特有の病気の症状改善
これは私がかかっている婦人科の先生にちらっと教えていただいただけなので、紹介のみにします。気になる人はご自身で調べてみてください。
低容量ピルの効能を詳しく調べるにつれ、気づいたことがあります。
それは、「生理とはなにか」自体が意外と知られていないのではないかということです。
次の章では生理について改めて説明します。
◆そもそも生理とは?
⚠️ここから先は、生理についてかなり直接的な表現をしています。(血液の描写など)
人によっては苦手かもしれませんので、読み進めることが難しいときは無理をせずブラウザバックしてください。
生理(月経)とは、28日周期で子宮内膜が血液とともに剥がれ落ち体外に排出される生理現象のことです。
子宮内膜は妊娠した際、胎児が成長する場所として用意されています。(赤ちゃんのベットなどと表現されることもあります)
妊娠しなかった場合これが不要になるので、毎回定期的に排出されるのです。
妊娠した場合生理が来なくなるのはこのためです。
つまり、生理が来たということは、妊娠できる体になったことを意味します。
生理はある日突然、身体が成長するにつれ急に来ます。
下着に血液の染みがついているのを見つけた日から閉経まで約33年3ヶ月のお付き合いと言われています。
最近、初潮(初めての生理)は小4〜中1の間くらいにくることが多いようです。
この時期を境にプールを見学している女子が多くなるのはこのためです。
生理が来るタイミングに個人差があるように、生理の痛みや周期なども人それぞれです。
先ほども少し触れましたが、生理中は子宮から流れ出た子宮内膜と血液が排出されます。平たくいうと股の間から血が1週間前後出続けます。朝も夜も、立っていても歩いていても寝ていてもです。
トイレで用を足し、トイレットペーパーで拭いたら血がべったりついてます。
また、流れてきた経血を受け止める役割をするナプキンも血で染まっています。(ナプキンは定期的に交換が必要です)
生理中、朝起きて最初のお手洗いのときは便器の中が経血で真っ赤になることもあります。
買ったばかりの下着が汚れてしまうこともあります。
洗濯したばかりのシーツが朝起きたら血まみれになっていることだってあります。
すぐ水ですすがないと綺麗に落ちないのに、今日に限って学校が遅刻撲滅期間、遅刻0をめざそう!とか言っているわけです。
もう休みたいですよね。家にいるけど帰りたいです。
……いかがですか?
想像すると痛そうですよね。辛そうですよね。
もちろん人によりますが、結構痛いです。そして、辛いです。
生理中は、フィジカル的にもメンタル的にも負担が大きいことを少しご理解いただけたかなと思います。
「生理が辛い」は必ずしもお腹に感じる痛みだけが原因でありません。
代表的な生理痛として、子宮内膜が体外に排出されることで、子宮が収縮するため腹痛や腰痛に悩まされることがあります。
また、ホルモンも関係しているため頭痛、倦怠感、イライラ、食欲爆発、憂鬱な気分になることもあります。
また、生理は28日周期でくると言われています。
しかし、体調(痩せすぎなど)によって一ヶ月以上こないこともあります。逆に先週来たばかりなのにまた出血することもあります。
予定日より大幅に早くくると旅行などにかぶってしまったりすることもあります。毎月必ずこの日に来る!という人ばかりではありません。
私の周りにはあまりいませんが、生理痛がほとんどなく、生理周期もほぼ問題ない方ももちろん一定数いらっしゃるそうです。
しかしそれはつまり、女性の身体を持つほとんどの方が生理に関してなんらかのストレスや悩みを抱えていることを意味します。
あなたの周りに生理で(なくても)体調不良の方がいたら、どうか親切に接してほしいです。
人によってずっと立っていることが辛いかもしれません。イライラして甘いものしか食べられないかもしれません。肌が荒れてしまっているかもしれません。無性に泣きたくなるかもしれません。
生理について知識や理解のない男性の発言ももちろん問題ですが、自分的に一番困るのは生理痛が軽い女性からの無理解です。
「生理痛なんて大したことないのに、大袈裟だ」なんて、思っていても絶対に言うべきではありません。
先ほどから繰り返し申し上げているように、生理痛の症状は千差万別です。仮に同じ程度の痛みであっても、その痛みの「感じ方」は人それぞれですよね。
たとえば、同じ9歳の子供でも注射を泣き叫んで受ける子がいれば一方でまったく動じない平気な子もいるわけです。
なぜか、痛みは人それぞれ、痛みの感じ方は人それぞれという簡単な考え方が生理になるとできない方が大勢います。
その認識は今後改められるべきだと私は強く主張します。
今回の記事も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。
あくまでこの記事は私の主観であり、一意見です。この考えを全てあなたに押し付けるつもりは一切ありません。
が、今回に限っては知らなかったこと、気になったことがあれば是非ご自身で調べてみてほしいです。
これを機会にパートナーや恋人となあなあになってることや気にかけてほしいことについて話し合ってみるのもいいと思います。
P.S.
この記事を読んでよかったな、参考になったなと思ってくださった方はコメントや、シェアしていただけると励みになります。
また、誤字脱字や文体の不一致その他お気づきの点があればDMにて直接ご連絡いただければ幸いです。
私と面識がなくても、ぜひお願いします!心からお待ちしています。
今回は記事を前半後半に分けさせていただきました。次回(10/28)の内容は以下のとおりです。
◆生理に関するトンデモ勘違い
女の私からしたら、想像もできないような生理に関する勘違いを紹介します。すこしでも誤解が解けたらと思います。
◆ピルを飲んだことによる私の変化
私は生理痛緩和のため高2か3くらいから現在までずっと低容量ピルを飲み続けています。
服用を始める前後でどう変わったか、服用による副作用などが出たかどうかなどなるべく細かくお伝えできればと思います。
◆まとめ
◆次回予告
それでは、次回の更新をお楽しみに(10/28予定)
執筆予定
*不幸になる!最悪なSNSの使い方
*一ヶ月4キロ健康的に落とした方法
*自己肯定感が低い人は自分への理想が高すぎるだけ etc
二重埋没手術の一部始終
*この記事は7405字、約10分で読み終わります。
どうも、ミサキです。
今回は予告通り、私が受けた二重埋没手術の一部始終を詳しく記事にまとめました。
二重整形を真剣に考えている方の参考になればと思います。
前回の記事「絶対整形に失敗しない方法」を読んでいない方は、この記事の理解をより深めるため、是非先に読んでいただきたいです。
二重整形を考えてない方にはあまり面白みのない記事かもしれませんが、もし時間があれば読み物程度にお付き合いください。
この話は私の実体験です。一年以上前のことなので、細かい工程については記憶がおぼろげなところがあります。(そこはそう記述します)
ただもちろん、嘘はついていません。
しかし、世界に何万人もいる埋没手術を受けた患者の一人はこうだった、という話に過ぎません。
私の話を全て鵜呑みにするのではなく、施術を受ける前に必ず自分で下調べを行い、疑問点は医師に質問するなどして自身の判断で行動してください。
どの美容外科があなたにベストかは、あなたにしかわかりません。したがってここでは私が施術を受けた病院名は紹介しません。
(どうしてその美容外科にしたかという理由や過程はお話しします)
今回も結論だけ知りたい方は
◆まとめ を読んでいただければと思います。
<目次>
私が二重整形をするにあたって一番重視したのはとにかく「自然な二重(出来れば並行)」です。多少値段が高くついても、二重の幅、デザインに関しては妥協したくないと考えていました。
正直、他に譲れない条件は特にありませんでした。DT期間の長さはどこも似たり寄ったりで、金額は高すぎなければ(10万以上とか)なんでもいいかという感じでした。
次に、整形した感のない「自然な二重」にしてもらえる病院を探します。
Twitterの広告で、「トリビュー」というアプリを見つけました。
トリビューは整形手術の種類や病院などのキーワードで検索をかけると、その手術を実際に受けた人が術後経過の写真やレビューを見ることができます。
ブックマーク機能があり、自分がいいと思った(自分の理想に近い)投稿を保存して、後で見返すことができます。
これを利用しない手はないと思いました。早速二重埋没で検索をかけ、自分がなりたい二重デザインに近いものを保存していきました。
しばらくすると、私が保存したほとんど全ての方が同じ病院(A院)で施術を受けていることがわかりました。
その場でカウンセリングの予約を取り、来院日を待ちました。
カウンセリングはしっかり覚えていませんが、45分くらいだったと思います。
はじめに問診表を記入します。埋没法の注意点や手術の原理などがまとめられた10分程度の動画を見たあと医師の診察です。
診察室では医師とどのような二重ラインにしたいか打ち合わせをします。具体的には、医師が患者(私)の目元にピンセットのようなものを当てて
①MAX(蒙古襞などの関係で一番無理のない二重幅)
②少し広い(①より少し広めの二重幅)
③広い(①よりかなり広めの二重幅)
の3種類の二重幅を提案されました。
私は自然な並行二重を希望していたのですが、①②は末広、③は少し不自然な並行二重になってしまいました。
はじめに述べたように、とにかく自然な出来栄えが何より私の譲れない点だったため、並行二重は諦めて②の「少し広い二重幅」を選択しました。
少し悩みましたが、これでよかったと思っています。ちなみに、①はあまりに二重幅が狭すぎたため満足できませんでした。
医師は、「②の二重幅までなら自然な出来栄えになる。③だと少し眠そう(不自然)な目元になる。
時間が経つと二重幅が狭まる可能性はあるけど、必ずそうなるとも言えないので一番理想に近い幅を選択するように」とおっしゃいました。
その後、医師の診察室からカウンセリングルームへ移動します。
医師の説明に不明な点がなかったか確認の上、料金プランの説明に移ります。
A院の二重埋没手術には3種類のコースがあり、違いは保証の長さです。
保証とは、施術後糸が外れてしまった場合、無料でやり直せる(施術が受けられる)期間のことです。保証の年数が長ければ長いほど料金は高く設定されます。
私はできるだけコストを抑えたかったため、一番短い1年保証のコース(税抜き48,000円程度)を選びました。
他二つは3年保証(7万くらい)と永久保証(10万ちょっとくらい)だった気がします。すみませんがこの辺はあんまり覚えてないです。
一通り説明が終わったあと、契約をするかどうか質問されます。私はなるべく早く施術を行いたかったため、その場で契約して一番近い日程で施術の予約を取りました。
すぐに整形を受けるつもりがない方は、ここで疑問点を質問した後、検討しますと言って帰りましょう。
ついに手術当日です。カウンセリングの際に渡された注意事項(お酒を飲まないなど。これも院によって異なることが多いので割愛)に目を通してA院へ向かいます。
ロビーにて受付、待合室に移動して手術を受けるか最終の意思確認を行います。
そもそもしてこないのがベストですが、メイクをしている場合はここで落とします。お手洗いなど準備が整えば、手術室へ案内されます。
施術を行う医療ベットに仰向けで横になり、カウンセリングで決定した希望の二重ラインの確認を行います。(私の場合は②の二重幅です)
埋没での二重整形ではまぶたを針と糸で縫うため、まず麻酔を注入します。この麻酔が結構痛くて、麻酔の入った注射針を目元に刺されます。
何箇所とかどれくらいの時間だったかとかははっきり覚えていませんが、たぶん2〜3分くらいです。
ちなみに、上まぶたをめくった場所に刺される時が一番怖かったです。意識があるので、目に針が迫ってくる様子がしっかり見えるんですよね。痛みとしては大したことないのですが、恐怖により痛みが増幅したような気がします。
この後の手術(針と糸で縫う工程)は麻酔が効いているので無痛でした。
この麻酔針による痛みを軽減する手段として、有料オプション「笑気麻酔」があります。私はこれを選択していないのであまり詳しくは書けないのですが、後で少し触れます。
手術は20分あったかなかったかだったと思います。来店から出るまで1時間弱です。本当にあっという間でした。
手術の翌日は泣き腫らしたような状態の目になりましたが、内出血はほとんどなく、痛みもそこまで気になりませんでした。(3日くらい鈍痛が続きました)
最終的に縫った糸が完全に目に馴染むまで2週間程度かかりました。それまでの期間は目を瞑ると縫った糸が見える状態でした。
術後経過はすべてカウンセリングの説明通りだったので、とても信用できるクリニックだなと感じました。
①埋没方は元に戻る可能性がかなり高い
②美容外科は必ず2院以上比較すること
③笑気麻酔の効果は人による
①埋没法は元に戻る可能性がかなり高い
これは残念ながら揺るぎない事実です。必ずカウンセリングで強調して説明されます。
埋没法の術式上、どうしても糸が緩んでしまったり切れてしまい、元に戻る可能性があります。
実際私も、施術してもらった当初の二重幅と比べると少し狭まってしまいました。
保証による再手術を希望しましたが、A院は糸が完全に切れてしまわない限りは保証対応ができなかったので、少し糸が緩んだだけではやり直してもらえませんでした。
永久的な理想の二重幅を求めるのであれば埋没ではなく切開手術を受ける必要があります。
安価で手軽にできる術式には限界があるということを理解した上で埋没手術を受けるかどうか検討してください。
ちなみに、10代や20代前半に一度埋没法で
様子を見て、糸が切れるまでに切開法にかかる費用を貯金される方が多いそうです。
②美容外科は必ず2院以上比較すること
たまに最初に行った医院で契約してしまう方がいらっしゃいますが、あまりお勧めはしません。
セールストークに乗せられてしまっている可能性があることが大きな理由です。
特に個室でカウンセラーの方にいろいろお勧めされてしまうと、どうしても自分の意思で決断できているかどうかわからなくなる場合があります。
一度持ち帰って、他院と検討することで客観的にメリットデメリットを比較することができます。
自分の「成功する基準」に一番近いクリニック・コースを選びましょう。
逆に、4院以上カウンセリングを受けることもお勧めしません。人間は選択肢が増えると決断できないからです。
あらかじめホームページである程度情報を得て、話を直接聞きたいクリニックに絞ってカウンセリング予約を取りましょう。
③笑気麻酔の効果は人による
埋没手術では、麻酔針を刺す痛みを軽減する目的で笑気麻酔をオプションとしてつけることができます。(A院では5000+税くらいでした)
笑気麻酔とは、麻酔ガスを吸うことでお酒によった感覚に近くなり、痛みを感じにくくするものです。気持ちが落ち着いて、リラックスできるガスを吸うものだと考えていただければ問題ないでしょう。
手術を受ける際、緊張や恐怖などでいつもより痛みに敏感になってしまう場合があります。
特にこういった手術を受けるのが初めてな方や、不安が大きい方にはおすすめです。
A院では笑気麻酔を選択する人の割合は半分くらいとのことでした。
私は小さい頃に大きな手術を経験したり、定期的に採血を受けていたので麻酔や針に対する恐怖感がなく、笑気麻酔のオプションはつけませんでした。
また、A院では人によって笑気麻酔の効果は個人差があると説明されたため、5000円を払う価値があるとは思えなかったのも理由の一つです。
笑気麻酔のオプションをつけるかどうかはカウンセリングで相談してみてください。
不安を軽減するための出費としてはそんなに高くはないのではないか、と個人的には思います。
ただ、笑気麻酔をつけなかったところで耐え切れないような激痛に襲われたりはしません。
さらに言えば、笑気麻酔をつけなかったことによる痛みを理由に手術を断念された方もほぼいないそうです。
20歳未満の方が整形をしたいとなると、必ず親御さんの同意が必要になります。ここで猛反対を受けている方、そんなことを言い出すことすら難しい家庭環境な方。
いろんな方がいらっしゃると思います。
現在の社会で、未成年に対する親の権限は絶対です。残念ながら、未成年のあなたは今すぐ手術を受けることは諦めなければなりません。
私も高校から大学の間に手術を受けることを希望していました。しかし、自分で契約できる年齢まで待つことが条件だったので大人しくそれに従いました。
そもそも、未成年者は「勝手に手術を受けてしまう」ことができません。これは変えようのない現実で、どうすることもできません。
親御さんの説得ができれば済む話ですが、できるならとっくにやっているからこの記事を読んでいらっしゃるはずです。
10代の方に今できることは整形費用を貯めておくことのみです。
未成年だけでカウンセリングを受けられるかどうか、私はわからないので気になる人は調べてみてください。
今のうちに話を聞いておくことは、なりたい自分をイメージするのに役立つと思います。
次に、ご自身の年齢が二十歳に達していて親御さんに整形を反対されている方はどうでしょうか。
はっきりいって二つに一つ、勝手にやってしまいましょう。あなたが病院に行って、契約書にサインをして、お金を払って手術を受ければ二重になれます。とってもシンプルです。
ちなみにわたしはこのパターンです。あれだけ反対していた両親も、もう契約しましたと言ったら取り消すようには言いませんでした。
帰省して顔を見せたら「まあ、えぇ感じやん」と言われました。
手術を受けた後に元に戻せと言ってくる人はほぼいません。相談せずにやってしまいましょう。
ただ、親子関係は千差万別です。
私は親にたまたま許してもらえただけで、あなたの家庭の親御さんはあなたが整形することで心に深い傷を負ってしまうかもしれません。勘当するとおっしゃる親御さんもいるかもしれません。
そこはご自身と親御さんの関係をよくよく吟味して行動に移してください。
「今は」やめておくという決断も、ときには必要です。
この記事で特にお伝えしたいことを4つ、箇条書きで重要度順にまとめようと思います。
①埋没手術は限界がある
基本的に埋没方での二重幅は永久的に持続しません。
また、理想の二重幅になれるかどうかも目の状態によります。
②親を「説得する」のはほぼ不可能。
20歳になって(成人して)から勝手に契約して手術を受けてしまう方が遥かに簡単です。
③美容外科は必ず比較検討する。
HPを見て直接話を聞きたい2〜3院に絞ってカウンセリングに行きましょう。
④笑気麻酔は不安ならつけた方がいい。
手術に対する言い表せれないような不安を軽減できるなら、必要経費だと思います。
今回は私が整形を受けた過程を詳しくご説明しました。
内容の特性上、どうしても面白みのない説明文になってしまったことについて力不足だと感じています。少しでも埋没手術を考えている人の力になれたなら幸いです。
最後に余談ですが、埋没手術を受けたい人の希望の中に「他の人にバレたくない」というものがあるかと思います。私もその考えでした。参考までに実体験をお話しします。
夏休み明け、整形以前の顔を知っている大学の友達何人かに自分から整形したことをカミングアウトしました。
反応としては、「自然すぎて気づかなかった!」「そう言われてみればそんな感じがする」といったものでした。
良くも悪くも、他人は自分のことなどそこまで気に留めていないのです。それに気づいた瞬間でもありました。
あまりに不自然すぎる出来栄えでなければ、顔変わった!と思われる心配はそこまでしなくていいと思います。
整形した後、「親からもらった顔を変えるなんて…」という言葉をかけられるかもしれません。でもこの台詞を言ってくるほとんどの人はあなたの親ではありません。
年配の方はやはり、体にメスを入れたりそれに準ずる行為に対してかなり敏感なためこのような考えを持ってる方が多いです。
時代による価値観の違いはなかなか埋められませんよね。気にしないのが一番です。
「生まれてきた子供と顔が違ったらどうするのw」と失礼なことを言われるかもしれません。
将来子供を持つ前提自体がおかしいですし、整形してもしてなくても親と生まれてきた子どもの顔が違う・似てない事例はありえますよね。
なぜか若い男の人にこういう考えの方が多いです。
お前と結婚することは100%ないから安心しろと心の中で唱えましょう。勢い余って口から出ちゃってもいいことにしましょう。
誤解しないでほしいのは、私は「整形に対する偏見をなくしたい」とは思っていません。今例にあげた考え方も、一つの尊重されるべき価値観だと認識しています。
自分の考えとは相容れなかったというだけです。
前回の記事でも触れましたが、一番大切なことはあなたが整形をしてよかったと思えるかどうか、それだけです。周りの意見や反応は気にする必要は一切ありません。
あなたがたくさんの時間や労力をかけて下した判断であれば、きっと有意義であるはずです。
大丈夫です。
周りの目を気にせず、自分が幸せになる勇気を持ちましょう。
今回の記事も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。
あくまでこの記事は私の主観であり、一意見です。この考えを全てあなたに押し付けるつもりは一切ありません。
ただ、この記事を読んでくれたあなたが少しでも新たな視点や気づきを得ることができたなら幸いです。
前回の記事を公開したあと、多くの方に感想をいただいて本当に嬉しかったです。これからも頑張りますので、是非継続してお読み頂ければと思います。
P.S.
この記事を読んでよかったな、面白かったなと思ってくださった方はコメントや、シェアしていただけると励みになります。
また、誤字脱字や文体の不一致その他お気づきの点があればDMにて直接ご連絡いただければ幸いです。
(特に今回は文章を推敲する時間が少なく、また自分だけでチェックしたため読みづらい点が多かったかもしれません。申し訳ありません)
「ピルを飲んでいる女性はビッチなのか?」
自分自身の低容量ピルを服用した体験談や、
前回Twitterで実施したアンケート
✔︎ピルには避妊だけでなく、生理痛緩和や婦人科系の病気を改善する作用があることを知っていましたか?
✔︎女性が一定期間適切にピルを飲み続けて(一度も飲み忘れることなく)性行為に及んだ場合
避妊率は99%以上だが、性感染症は予防できないことを知っていましたか?
などを元に記事を作成します。
この記事を読んでいる方のほとんどが妊娠できる、またはさせられる生殖能力を持っているはずです。
知らなかったでは済まされないのに、なかなか知る機会のない性に関する話を詳しく、わかりやすく文章にできればと思います。
それでは、次回の更新をお楽しみに。(10/25予定)
絶対整形に失敗しない方法
*この記事は私の友人(大学生)5人に読んでもらったところ、平均14分で読了可能です。(9161字)
結構長いので、結論だけ知りたい!という方は
から読むことをお勧めします。
はじめまして、ミサキです。
今日は絶対整形に失敗しない方法をみなさんにお伝えしたいと思います。
誤解がないよう先に断っておきますと、ここでいう整形手術とは美容整形手術のことを指します。(以下、美容整形手術を整形と表記します)
最初に、この記事を書こうと思ったきっかけを簡単に記しておきます。
ご存知の方も多いのですが、私自身が去年の夏に二重埋没手術(※注)を受けました。その旨をインスタのストーリーに記載したところ、整形を検討している方々から質問や相談を受けるようになりました。
思ったより多くの方にご相談いただき、嬉しい反面、彼/彼女にかける私の言葉が本当に彼らの助けになれているのかと考えるようになりました。
そこで、ためしに自分の考えを整理し、文章化したという次第です。
整形するかどうか迷っている方にはもちろん、整形するなんてあり得ないという考えの方にも読んでいただきたいです。
この2つ以外のポジションの方(たとえばパートナーが整形しようか悩んでいる方とか)にもそれなりに価値を感じていただける文章を書いたつもりです。
というより多くの人の価値観が、この記事を読む前後でいい方向へ変わることをお約束します。(ハードル上げすぎ?)
お時間があればぜひ、このまま読み進めてください。
整形するか迷っている人は、いますぐ紙とペンを用意してください。いますぐです。後ほど必要な時がきます。
その時にはあなたはこの記事を読み進めるのに夢中になって、紙とペンを用意することを後回しにするでしょう。今のうちに用意してください。
紙とペンだけです。
(注)埋没手術-二重にする術式の一つ。
切開手術(詳しくはググってください)に比べ安価でリスクも少なく、傷跡も目立たないためプチ整形として人気がある。整形デビューにもってこい。
<目次>
あんまり勿体ぶるのもアレなので、絶対整形に失敗しない方法を早速お教えしたいと思います。
…大変申し上げ辛いのですが、もちろんそんなものはありません。
ああ、がっかりしないでください。ブラウザバックしないでください。石投げないでください。少々誤解がある言い方でした。謹んでここにお詫びいたします。
訂正します。全員が全員、画一的に、この術式ならば失敗しない、この病院ならば失敗しないという法則はありません。
なぜなら、人によって「成功する基準」がそれぞれ異なるからです。
ん、どういうこと?って思いましたよね。今から具体的に説明します。
では、整形に「成功する基準」を探る前に、失敗の原因になりうる主な整形のデメリットを4点あげます。
①費用がかかる
言わずもがなですね。整形は保険適用外なのでウン十万〜ウン百万平気で飛んでいきます。せっかく安くないお金を払ったのに思った通りの出来栄えにならないと、損をした気分になりますよね。
埋没手術は5万円ほどから施術が受けられますが、これが破格なだけです。
(私が受けた手術の費用、ダウンタイム、痛みの程度などの詳細はまた別の記事で紹介します)
②時間がかかる
整形後の腫れや内出血、傷口が治癒するまで安静にしておく期間が必要になります。これをDT(ダウンタイム)と言います。
手術の部位によっては術後数日間は食事が取れなかったり、シャワーを浴びれなかったりするので計画的な長期の休みが必要になります。(期間は手術の種類による)
③医療ミスが起こりうる
整形手術を受ける点で留意しなければならないのは、リスクを伴うという点です。失敗して(されて)取り返しのつかないことになってしまったという事例も少なくありません。
顔を整形する方が多いと思うので、これは無視できないデメリットですよね。
④周りの目が気になる・偏見がある
最近は整形が世間的に大きくバッシングを受けるものでは無くなったように感じます。
しかし、実際に「整形したい」と周りに相談した際、反対される、もしくは賛成されないことの方が多いのではないでしょうか。「する必要ないよ、お金がもったいないよ、もし失敗したらどうするの」と。
私自身も両親からはもちろん、周りの人ほとんどに上記いずれかの理由で反対され続けていました。
この周囲の反対が主な足かせとなり、整形に踏み切れない人も多いのではないかと考えています。
さて、ざっとすぐ思いつくデメリットとその詳細を挙げてみました。次は、このようなデメリットがあるにも関わらず私が整形するという選択をした理由を説明します。
まず①②の費用と時間についてです。
本当に整形したいと思っているならば、おそらくネックになり得ない要素だと思います。捻出しようと思えばいくらでも捻出できるはずです。金額についてはローンが組める場合があるので、カウンセリングで相談することをお勧めします。
私は大学1年の夏季休暇中に1週間アルバイトをお休みさせていただき、それまで貯めていたお金を一括で払いました。
続いて③医療ミスに対する懸念です。
整形に失敗して目も当てられない結果になってしまった方、バラエティ番組などで一度は見かけたことありますよね。もし、自分がそうなったら…と想像すると、誰だって躊躇するはずです。
ところで質問なのですが、交通事故に巻き込まれて亡くなる確率ってどれくらいだと思いますか?限りなく低いとは想像できますが、少なくとも0ではないですよね。
そのリスクを恐れて家から一歩も出ない生活をされてる方っていらっしゃいますか?多分いないですよね。仮にいたとしてもおそらく観測できないので、多分。
元も子もないことを言うようですが、どんな行為(上記の例は屋外での歩行)にもリスクがつきものです。たくさんの人が整形手術を受けるとやはり一定の確率でトラブルにはなります。
結局はそのリスクを自分自身が許容できるかどうかです。
ただ、冷静に考えてみてください。
仮に整形手術で医療ミスが頻発していたとします。
最近はSNSの発達などにより口コミの影響が大きいため、そういった話が出回ると整形市場はみるみるうちに縮小するはずです。無視できないほど医療ミスの確率が高いなら、美容外科クリニックはあっという間に世間から姿を消していると思いませんか?
私は自分が気になったことを全て細かく医師に質問しました。
その結果、取り返しのつかないことになる確率は相当低いと【自分で】判断し、施術を受けることを決めました。
最後に④周りの目・偏見ですね。
この項目の内容は、今回これを書きたくて記事にまとめたと言ってもいいほど伝えたいことです。
整形したいと周りに伝えた時の反応ってどんな感じでしたか?
最近は整形がアウトローであるといった価値観も薄れてきたため、わりと受け入れられやすいかもしれません。
しかし、かけられる言葉のほとんどは「する必要ないよ〜。今のままでも十分かわいい/綺麗/かっこいいよ」という類のものではありませんでしたか。
「整形したい」と発言した人間に対して、こう返すようにと私の知らないところで教育がなされてるのではないかと思うほどでした。
ここで再度質問です。あなたが整形する理由ってなんですか?
コンプレックスを解消したい?
今より自分に自信を持ちたい?
周りから容姿を褒められたい?
美容にかかる長期的なお金を節約したい?
どれも間違いではありませんし、正解もありません。人それぞれです。
しかし、あなたが整形することを反対している周りの方々は、あなたにこれらを補填してくれるでしょうか。
整形したいという大きな悩みを抱えているあなたの心を救ってくれるでしょうか。
私が整形した最も大きな理由は、鏡を見たとき悲しい気持ちになる毎日を変えたかったからです。
二重になったら、この腫れぼったくて目つきの悪い、いや〜な目元から解放されると思いました。容姿に関する悩みが一つ解消されると考えました。
つまりは、なりたい自分に近づくため、【自己実現】の手段として整形を選びました。
次に、毎日アイプチ(ノリやテープで二重にできるメイク道具)を使用することによる継続的な目元へのダメージ、金銭的負担と二重整形を比較しました。
整形はまとめて払うお金は大きいです。しかし、長い目で見ればコスパがいいと判断しました。
整形して1年以上経ちますが、後悔したことは一度もありません。「整形してよかった」その一言に尽きます。
整形することで目的(自己実現)を達成できた私は、整形に成功したと言えるでしょう。
次はあなたの「成功する基準」を明確にする番です。
結論に向かう前に少し番外編です。
これからの章の①,②に関しては、整形以外の何かリスクを伴う行動を起こすか迷っている方に是非読んでいただきたい内容です。(文章中の「整形」を自分が今やろうか迷ってることに置き換えて読んでみてください)
結構極端な自論を述べているので、こんな考えもあるのか〜程度で読んでいただけると幸いです。
もちろん必ずこの通りに行動しなければならないわけではありません。あなたが共感して、取り入れられそうなものだけ活かしていただければと思います。
①整形後、周りからの評価(肯定)を求める人
② 依存する/している人
③今、私があなたの目の前にいて整形に関する質問を一つだけできるとして、「あること」を聞いてくる人
(整形を考えてる方は、実際何を私に聞きたいか思い浮かべてから、続きを読むといいかもしれません)
① 整形後、周りからの評価(肯定)を求める人
この文章だけですと語弊があるかもしれません。整形したあと、「可愛く/かっこよくなったね」「成功だね」「すごいね」などなど言われたい気持ち、ありますよね。わかります。肯定されたい。誰だってそうです。
しかし、それはあくまで整形後の付加価値であって、周りからの称賛を一番の目的に整形しようと思っている人はお勧めしません。
なぜなら、整形した結果と周りからの評価の二つは、自分でコントロールできないからです。「世界で最も美しい顔ベスト100」にノミネートされるような方々でさえ(あのランキングもこれといった根拠なく作成されているそうなのですが)「可愛くない」とか「○○がランクインするべき」とか好き放題言われていますよね。
ところで、262の法則という言葉をご存知でしょうか。
「世界中の2割の人はあなたがどんな行動をとってもあなたの事を嫌いになる。6割の人は行動によって好き嫌いが分かれる。でも残りの2割の人はあなたがどんなヘマをしてもあなたの事を好いてくれる。世界はそういう比率でできている。」
という考え方です。実際にこのような比率かどうかはさておき、あなたが何をしてもどんな顔になっても批判してくる人は必ず一定数いるということです。
これは論理ではなく感覚的にわかると思います。何をしてもごちゃごちゃ言ってくる人、あなたの周りにも必ずいるはずです。こういう方々の言うことをいちいち気にしていても仕方ないですよね。
しかし、周りからの評価を第一に考えて整形してしまうと、自分に対する周りの目や意見にずっと付き纏われることになります。この呪縛から逃れられていない状態で整形に踏み切ると、後悔する可能性が高いです。
② 依存する/している人
これはなかなか定義が難しいですね。具体的に3つ例を挙げます。
A.整形「さえ」すれば幸せになれると思っている人
B.自分の意思で整形したいと思っていない人
C.借金してでも/持っているお金をほとんど使ってでも整形しようとしている人
ピンとこないものもあると思うので、詳しく見ていきます。
A.整形「さえ」すれば幸せになれると思っている人 (整形依存)
別の言い方をすれば「整形の結果に期待しすぎている人」でしょうか。
先ほどもお伝えした通り、整形した結果はあなたがコントロールできるものではありません。あなた自身の体の状態によっては、いくら整形手術を受けたといっても100%理想通りにならない場合も十分あり得ます。
実際私は「自然な並行二重」を希望していましたが、蒙古襞の関係で「自然な並行二重」は断念し、「自然な末広二重」になりました。(これも詳しくは別記事で)
また、埋没法含め効果が半永久的ではない術式も多いです。それらも含めて期待しすぎない心構えが必要です。
そうでないと、ここを直せば、次はここを直せば理想の顔になれる…というように、何度手術を重ねても、自分に満足できないままになってしまいます。
B 自分の意思で整形したいと思っていない人
(他人依存)
たまにいますよね、パートナー含む周りの人に対して平気で「整形しろよw」とかいう人。本人は冗談のつもりなのかもしれません。
仮にあなたが誰かからの心ない言葉で整形を検討しているのなら、その必要はありません。そしてさらにおせっかいを言えば、そのような言葉をかけてくる人とこれ以上関わる必要もありません。
整形ではあまりないかもしれませんが、友達の「整形したらいいのに!みんなやってるよ!」というような言葉も同じですね。
整形するしないはあなた自身が決めるものなので、少なくとも周りに影響されて何となくしていい決断ではないはずです。
あなたの容姿に対し、マイナスな言葉をかけてくる人とは出来る限り距離を置きましょう。
C. 借金してでも/持っているお金をほとんど使ってでも整形しようとしている人(借金依存)
言うまでもないですが、お金は大袈裟ではなく人生を簡単に狂わせます。
先ほども触れた通り整形はあくまで自己実現・自己投資であって、その自己を切り詰めてまで行うものではありません。一度お金を借りてしまうと次借りる際のハードルが低くなり、金額も大きくなり……と無限ループに陥ることは想像に難くないです。(もちろん人によりますが)
整形にかかわらず、何か大きな買い物、または投資をするときは十分な余裕があるときにしましょう。
ただ、この項目については個人差がかなり現れると思います。借金をしてでも今すぐなりたい自分、欲しいものを手に入れたい。そのスタイルは決して間違いでありません。もちろん、本人が幸せであればの話ですが…。
特別な事情がない限り、避けた方が無難という理由で紹介させていただきました。
③今、私が目の前にいて整形に関する質問を一つだけできるとして、「あること」を聞いてくる人
ずばりいいます。「あること」というのは「整形って痛い?/怖い?」です。
どきっとした方も多くいらっしゃると思います。この質問をする方は十中八九覚悟が決まっていません。(これは悪いことではありません)
想像してみてください。整形って皮膚を縫ったり、逆に切開したり、場合によっては骨を削ったりするわけです。怖いかどうかは人によりますが、無痛ということは基本的にあり得ません。
こうした覆しようのない事実について聞いてくる方は整形に対する不安が大きすぎるため、もうすこし心の準備が必要だと思われます。
ただ、このような恐怖の理由は、どういった施術が行われるか具体的にわからないから、想像できないからというものが大きいと思います。ご安心ください。この記事の最後にはその不安を綺麗さっぱり払拭する方法をお伝えします。
ここまで長々とお付き合いいただき、ありがとうございます。いよいよ大詰めです。
整形を検討している方は、冒頭で用意していただいた紙とペンの出番です。そこにあなたの【譲れない条件】(値段、DT期間、理想のデザイン etc…)を書き出してください。
たくさん書き出して、第3位くらいまでランキングをつけられるとよりいいです。これがあなたの整形に「成功する基準」になります。結構簡単ですよね。
極端な話、あなたの周りの人全員が口を揃えて絶対に整形しない方がよかったと言ったとします。しかし「あなたが」整形をしてよかったと思えるのではあれば、それは紛れもなく成功です。
たとえば、整形の延長線のような存在で、人体改造をしてる方いらっしゃいますよね。スプリットタン、拡張ピアス、ボディサスペンションなど(画像検索は閲覧注意です)
他人が一切理解できないおしゃれや自己表現であっても、本人が幸せで、それを行うことで生き生きしていられるのであれば何も言うことはないはずです。
周りの目なんて気にすれば気にするほど無駄なのです。
最後に、整形を検討しているあなたが今すぐできる行動指針(私の尊敬する人はこれをアクションプランと呼んでいます)を1つお伝えします。
それはいますぐ美容整形外科のカウンセリングを【予約する】ことです。
それだけ?と思うかもしれません。
しかし、具体的な値段やDTの期間を直接聞けて、施術してくださる医師との会話ができるのはカウンセリングだけです。
カウンセリングは無料の場合がほとんどなので、(むしろ有料カウンセリングの存在を今まで聞いたことがありません)何院か比較して、さっき設定した「成功する基準」をクリアできるクリニックを探しましょう。
いますぐ整形をするつもりがない方でも、具体的な話を聞くことで貯金額の目処がたち、理想の顔をイメージするきっかけにもなるでしょう。
痛みの程度や麻酔の種類、術後経過も詳しく知ることができるので、いまあなたが抱えている不安を解消するにはうってつけです。
また、勧誘を断りきれず契約してしまったらどうしようと心配してる方もいるでしょう。確かに、カウンセリングでは今月限定のキャンペーンだの今ならお得だのあの手この手でセールスをかけられることがあります。
気にする必要ありません。
なぜなら彼らは、似通ったキャンペーンを年中無休で行っているからです。カウンセリングの前に「今日はお話だけ伺いに来ました」というだけで、かなり抑止力になります。
また、契約の際には印鑑が必要な場合が多いので、それを持っていかなければそもそも契約できません。
せっかく綺麗なカウンセラーのお姉さんが懇切丁寧に説明してくれたのに、契約しなかった自分に罪悪感を覚える必要はありません。綺麗なカウンセラーのお姉さんはあなたが退店した10分後にはあなたを忘れています。
逆に、ここであまりにも勧誘が激しいクリニックは除外した方がいいですね。
契約ノルマが厳しい→ノルマを課さないといけないくらい経営が苦しいのかも、と予想できるからです。
カウンセリング予約はweb上で24時間可能なクリニックがほとんどなので、今すぐやってください。遅くとも日付が変わる前にやってください。それも難しい場合は予約を行う日を今決めましょう。
あなたを理想の自分に変えることができるのは、世界であなただけです。私が書いたこの記事は、あなたが行動するきっかけに過ぎません。
最終的に自分がどうするか決めるのはあなたです。あなた自身がよくよく考えた上で導き出した結論であれば、いかなるものでも有意義であるはずです。
ちなみにアドバイスですが、費用は全額自分の稼いだお金で支払うことをお勧めします。理由は自分の行動に、より責任感が芽生えるからです。同じ観点で、成人してからの方がよりいいです。(私も二十歳の誕生日を迎えてから自分で契約しました)
今回の記事は、迷ってる方にはあえてもう一度真剣に考え直していただく方向に、すでに心が決まっている方の背中を少しだけ押せるように工夫して書いたつもりです。
理由は、整形をしてよかったというこの記事を読んで、よく考えず勢いで施術してしまう方が発生しないためです。
質問があれば秘密を守った上で回答させていただきますが、カウンセリングで聞いた方がいい内容だった場合はそう伝えます。(私からはお答えできません)
私自身の整形の流れやかかった費用、重視した点などは別記事で紹介します。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。あくまでこの記事は私の主観であり、一意見です。この考えを全てあなたに押し付けるつもりは一切ありません。
ただ、この記事を読んでくれたあなたが少しでも新たな視点や気づきを得ることができたなら幸いです。
末筆になりますが、私がこの記事を書き上げるために協力してくれたすべての方々に心より感謝申し上げます。
読み上げるまでの時間を測ってくださった方、はてなブログの仕様を教えてくれた方、とても丁寧に文章の推敲を手伝ってくれた方、htmlのコードを説明してくれた方。
本当にありがとうございます。自分一人ではこんなに長い文章を書き上げることは到底できなかったと思います。本当に自分は周りの人々に恵まれているなと感じました。
あわよくば、これからもよろしくお願いします。
P.S.
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それでは、次回の更新をお楽しみに。
次回(予定)→「二重埋没手術の一部始終」
執筆予定
*ミスコンは差別なのか
*ピルを服用している女性はビッチ?
*自己肯定感が低い人は自分への理想が高すぎるだけ etc